連載(3/4) 副詞「就」を完全マスター! 範囲副詞編
edit公開日:2023年05月09日
person 執筆者:張 婷婷
連載 副詞「就」を完全マスター!の第三回目の記事(範囲副詞編)になります。
連載記事一覧
- 連載(1/4) 副詞「就」を完全マスター! 時間副詞編
- 連載(2/4) 副詞「就」を完全マスター! 語気副詞編
- 連載(3/4) 副詞「就」を完全マスター! 範囲副詞編(本記事)
- 連載(4/4) 副詞「就」を完全マスター! 関係副詞編
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目次
1. 範囲副詞
1-1. ただ…だけ
範囲を限定するときに使用します。「只(zhǐ)」と同様の意味を持ちます。
構文
就 + 名詞 / 動詞 / フレーズ
Point
発音
このときの「 」は強く発音されます。
例文
私は日本語だけを勉強しました。フランス語を勉強したことはありません。
例文
今回の集まりにはみんな参加したのに、君一人だけが行かなかった。
例文
今年の貯金はこれだけです。節約しなければならない。
1-2. 数量の多い/少ないを強調
以下の構文で使用して、数量が多いことまたは少ないことを強調します。
多い少ないのどちらの意味で強調されているかは文脈で決まります。
構文
就 + 動作 + 数量
数量が少ないことを強調する場合
例文
彼らには娘が一人いるだけだ。
例文
今日は本当に忙しかった、朝ごはんだけ食べた。
例文
私は上海一度行っただけだ。
数量が多いことを強調する場合
例文
私は一か月で一回のレッスンを受けてるのに、あなたは週に三回も受けている。
例文
彼女の娘は三才の時に1000個もの漢字を読めました。
例文
私は梨を五つ買いましたが、あなた一人で四つも食べました。
2. まとめ
本記事では範囲副詞としての「
」を網羅的に説明しました。次回は「関係副詞」としての「
」の解説を予定しています。